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何からでも学び取る人と学ばない人の違い

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➽➽何からでも学び取る人と学ばない人の違い 何からでも学び取る人は、四六時中考えていると思われがちだが、どうもそういうことではなさそうだ。 学び取る人はいつでもどこにいても学び取る。 こういった人の情報収集力は高いと思える。それはアンテナを立てていることに他ならないが、だからといってむやみやたらとアンテナを立てているわけでもなさそうだ。これまで関わってきた「学んでいる人」と「学ばない人」の特徴をマネジメントとコミュニケーションの観点からまとめた。そしてプラスアルファを少々。 ➽➽「賢者は愚者からも学び、愚者は誰からも学ばない」 賢い者は愚かな者からも学び取る姿勢を持つ。でも、愚かな者は賢い者からも学ぼうとしないというもの。ドイツ帝国初代宰相ビスマルクの言葉。 ビスマルクはもう一つ「 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ 」とも残している。 ここで言っている歴史は、単に教科としての歴史というより、先人の経験から生まれた知恵や知識ということだし、後者の経験は自分ひとりの、強めに言えば独りよがりの考えということだ。 結局どっちでもいいのだが、賢明な人は他者から学び、成長するけれど、独りよがりな人は、成長しないということを言っている。 このビスマルクの2つの言葉で示されていることは、相対的だが、マネジメントにあてはめると、さもありなんと言える。 ➽学ぶ人は事例に示される「方法」を聞いていない 多くの人は、他者の経験や成功事例を聞くことで、 「それ」 を学ぼうとする。 学ぶ人と学ばない人では、成功事例に対する 「それ」 を見ているところが違う。 ●学ばない人は、どうやるのかの「それ」=方法ばかりを見る。 方法=やり方ばかりを入手し、これを自分にもあてはめようとする。 つまりマネジメント PDCAのDに焦点 があたっている。 ライフハック、ワークハック(生産性を上げるための簡単なやり方)といえば聞こえはいいが、一見、学んでいるように見えて、実際は都合のいいようにコピーしているだけだ。そしてそれで上手くいくことは、ほとんどない。 そして、「あれは使えない」となる。 あるいは、方法だけを見ていると、自分にはできない箇所が出てくると、いかにできないかの理由に終始する。 そうするとせっかく教えてもら