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検索で問題の回避はできるが、最後は自分達の知恵

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何か問題が起きた時、検索してその解決策の手がかりを得ようとすることは、今や誰もがやっていることで、当たり前のことだ。 それが問題でなく、言葉の意味や単なる知識を得る目的であればなおさらだ。 いわゆる「人に聞くまでもない」にも通じることだ。   難しいのは、検索によって得られた情報によって、自分が抱えている問題を回避できる可能性はどれぐらいあるのか?ということだ。 結論から言ってしまえば、回避できる可能性は高い。 いや問題の回避はできるだろうが、「解決には至らない」のが本当のところだろう。 回避したことによって、解決した気になっているだけかもしれない。 解決しないままにしておくことは簡単だ。 誰かが代わりになんとかしてくれることもある。 その代わり、自分では解決できないものとなる。 そして、この先、同じような問題にぶち当たることになる。 その度に、検索で得た情報で回避して、その場しのぎをしていくか? 問題を解決するには、まずその問題に正面から向き合い、知恵を絞ることだ。 そしてそれを実行していくための、ほんの少しの勇気が必要だ。 その知恵を出し、勇気を奮うコツは、問題に正面から向き合った経験からしか生まれてこない。 そのコツを更に具体的にしてみると・・・ まず知識が土台としてある。これに知恵を働かせる。そうして動きをつくる。これに磨きをかけていけば成果となる。 ➽➽知恵を出し、勇気を奮うコツ そのコツを更に具体的にしてみると・・・ まず知識が土台としてある。これに知恵を働かせる。そうして動きをつくる。これに磨きをかけていけば成果となる。 ➽まず知識が土台としてある。 知ること。認識・理解すること。また、ある事柄などについて、知っている内容。大辞泉(小学館) もう少し具体的にすると、知識は学習や経験によって得た認識や理解した事実や情報も含まれる。好事例なども当然、知識の範疇である。 体系化されたスキルも知識の範疇だろう。 知識がなければ、何も始まらない。 知らないというのは、どこまでいっても知らないままでしかない。 検索することがちょっと面倒だと思った時こそが、検索をすれば良い時だ。   知識の土台が大きく分厚いほど良いと思いがちだが、そういうことではない。 仕事で使う知識は、今見ている範囲を少し広げるだけで良い。 むしろアップデートしていくことが必要だ。 アップデート

優れたチームにあるもの

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東京2020パラリンピックが終了して一週間が経った。今回の大会テーマの中にも「多様性」というものがあった。現在のオリパラがいずれは多様性のもとに統一される日がくるのかもしれない。それもひとつの多様性を認めるということにつながるとは思うが、それは遠い未来のことなのかもしれないと思いながら、 数ある競技の中でも、もっとも印象深かったのは、車いすバスケットボール。その激しい攻防を見ながら、2013年のギネスビールのCMに「チームとは何か」を感じた投稿をしていたことを思い出した。以下、加筆修正を加えて再構成した。 優れたチームにあるもの 社内の課題解決に向けた組織横断的なチーム活動を多く見受けられるようになった。 今後は、組織横断型のプロジェクトチームが発展し、事業部同士のクロスマネジメントが主流になることもあり得るだろう。 最近は社員の自発的に生まれたチームも見受けられ、社内の課題解決に向けて活動ができるといった環境が生まれてきているところもあるから、尚更だろうと実感している。 結果を出すチームの共通点 どんなチームであれ、望む結果を出すチームには共通点がある。 それを端的に表わしている動画を見つけた。 ギネスビールの2013年のCM。 Guinness beer wheelchairs basketball commercial CMの途中のナレーションは以下の通り。  Dedication(献身)Loyality(忠誠)Friendship(友情) The choices we make reveal the true nature of our character. (何を選択するか。私達の本質が明らかになる) 献身・忠誠・友情はチーミングに大切な要素であることは間違いない。 友情といっても相手を思いやるという意味に留まらず、互いの切磋琢磨といったものも含まれるだろう。 CMではそれもこれも 「何を選択するか」 次第ということを言っている。 ここが最も重要なメッセージだ。 チームづくりをしましょうといっても、ひとり一人の選択次第で良くも悪くもなるということを表している。 選択しても、行動が一致していなければ何にもならないということだ。 また「何を選択するか」に多様性へのメッセージも込められていると思える。 ひとり一人が自