書くことで常に「やる気」を保つ方法

誰だって調子が悪く、やる気が出ず、気分にもムラが出てしまう状況に陥ることはある。
あげく、声をかけられようなものなら、イラっとしてしまい、つい語気が荒くなる人もいる。
そして落ち込み、自分は間違っていないと思い込むようにし、余計に落ち着かないといったイライラループに入っていることに気づかないでいる。

一節によると、こういう自分の調子の悪い時は、それをいい機会だと捉えるようにすればいいという話もあるが、それがなかなかできるものでもない。
調子が悪いことは自覚していても、イラついている自分に気づいている人は、ほぼいない。
気づいていれば、周囲に迷惑や心配をかけてしまうので、大抵の人は、自分自身の感情をコントロールし、「いい機会だ」と捉えることも可能だろう。

➽➽イラつき始める前に手を打つ

問題は、単に「なんか調子が悪いなぁ~」「なんかやる気がしないな~」と思っている段階で自分自身をコントロールできるかどうかだ。
つまり自身がイラつき始める前に手を打つということ。
では何に手を打てばいいか?

➽何に手を打てばいいのか区別する

調子が悪い、いまいちやる気がでないのは、ある仕事のことだとしよう。
まずそのまま、まったく違うことをやってみる。
ただし娯楽方向に行くのはお勧めしない。
ほぼ間違いなく戻ってこれず、楽しかっただけとなる。
なので、その仕事ではない仕事をやってみる。
できれば使う頭が違うものや、考えることが少ないものがいいかも知れない。
(私の場合は、考えることが少ないものが合う)

そうすると、多少、気分が変わってくることがある。
この気分とやる気が出ない時の気分を比較してみると、差が生まれる。
この差はなんだ?と考えて見る

➽➽考えるだけでなく書く

「差」を考えていくわけだが、これを書いていく。
これがポイントだ。
この「差」について書くことによって得られるメリットは2つある。

書くこと自体が面倒なんだけど・・・」と聞こえてきそうだが、それに反論するつもりはない。それはそうだと思うし、否定するものでもないだろう。
ただやる人はやっているというだけのことだ。






➽メリット1:記録として残せる

こういう気分に陥った時は、このようにすると、このような気分になり、イライラ気分は解消され、やる気が上がる。と書き留める。
記録することによって、自分のマニュアル的なものができあがる。

どうも調子が悪く、企画仕事に向かっても、自分のノリが悪い➽机周りの整理整頓を始めた➽すると片付く様子にスッキリしてきた➽企画仕事に戻ることにした。
後で見つけやすくするためにタイトルをつけておくと良い。
例えば、「調子の悪い時の戻し方」といった感じだ。
たったこれだけである。

大事なことは、これがどこに書かれているかを、後からわかることであって、ノートでも日記でもなんでも良い。

ダメだった方法も書いておくと良い。
自分に合った方法は、探し続けていくことに他ならないが、同じことを何度も繰り返すこともある。この繰り返しは無駄に時間を過ごすことになるので、避けたい。そのためにもダメだった方法も書いておく。

➽メリット2:残さず忘れていく

「差」について書いていく時、どうしても上記のように全てを整理しながら書けない場合もあるはずだ。
そのような場合は、ストレスを発散するかのように、「差」に関して思うことをひたすら、書きなぐっていくだけで良い。
ただし、もう考えられないというぐらいまで書き続けること。
不思議なもので、どんどん書いて進めていくうちに、頭の中が整理されていく。
それで気がつけば、自分のやる気がないという状態がどれだけ無駄な時間を過ごすことになるのかを自覚できるはずだ。
そして書きなぐったものは、捨てる。そうすると見直すことはできない。
もう忘れてしまえばいいというスタンスで書く。

ともあれ、書かないことには始まらない。




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